婚活辞典

自分磨き
じぶんみがきjibun-migaki


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より魅力的な自分となるために行う自己投資の事。主に女性が行い利用する言葉で、自分磨きにはメイク・ダイエットなどの外見の改善から、資格の取得や趣味など幅広い。一見すると自分磨きは良いことの様に見えるが、男性から見るとマイナスになる場合があるので注意。

自分磨きとは?

主に女性を中心に使用・実行される言葉で、よりよい自分となるために外見・内面に対して行う自己投資です。
自分磨きに該当するものとしては、美容、ダイエット、ファッションなどの外面に関わるものであったり、お料理教室や英会話などの習い事、資格取得や勉強会などのスキルアップ、趣味の幅を広げるなど様々な種類があります。

女性を中心に使われる事が多い言葉である理由としては、美容・ファッション・ダイエットなどに敏感であるという事と、仕事に追われ残業が多い総合職の男性に比べて一般職の女性の方が仕事の後に時間を取りやすいという事情もあります。また、婚活ブームの際によりよい男性と結婚をするために必要な事として自分磨きがプッシュされた事情から、女性に広く浸透していったと言えるでしょう。

自分磨きに見る男女のギャップ

自分磨きをしようと思い立った時に、女性は外見的なものや目に見えるスキル、行動に力を入れる事が多いです。
お化粧や美容、ダイエットなどから、資格の取得や習い事、勉強会等に力を入れる女性に対して、男性というのは一歩引いて見ている事が多いです。

例えば、ファッションや美容、お化粧などにお金を使っている女性を見ると、「結婚してもお金がかかりそう」という風に受け取られますし、ダイエットに趣味に動き回っている女性には、「結婚しても落ち着かなそう」という風に受け取られます。

また、男性は遅くまで仕事をしている事も多いので自分磨きに掛ける時間が取れないことが多いです、そのために資格取得や勉強会に励む女性の姿は評価はできるものの「自分と釣り合うのかな?」といった不安や、「自分とはレベルが違うのではないか」といった感覚を持ち、一歩引いて敬遠したりすることもあります。

男性は外見を重視するという風に言われがちですが、ずっと一緒に暮らす結婚という事を意識した場合には、一緒にいて落ち着くことなどの精神的な安心感を大事にする傾向があります。

男性が理想とする女性像というのも時代が変わっても大きく変化はしていません。キャリアウーマンよりも家庭的な女性が好まれますし、ブランドに身を固めた女性よりも、清潔感があって清楚な女性が好まれます。

男性は「すごい」と思える女性と結婚したいのではなく、「なんか良いな」と思う女性と結婚したいと考えています。それに合わせた自分磨きをしていく事が大切だと言われます。

自分磨きと婚活疲れ

婚活疲れや婚活疲労につながる要因として過剰な自分磨きがあります。

女性の自分磨きというのは、他の人よりも良くなりたいという自己満足などに終始する場合もあり、これからの生涯続けられるかと問われると厳しいことを婚活というタイミングに合わせてやっていたりします。
そういった無理して作られたものは、いずれメッキがはがれてしまう事になりますし、やっている本人にも知らず知らずにストレスを与えていく事になります。

特に「今の自分を変えたい」というような現状否定がスタート地点となる場合や、自分磨きと婚活を平行して予定が詰まっている場合などに婚活疲れは発生しやすいです。
頑張っているのに成果が出ない事で精神的なストレスや肉体的なストレスが蓄積をしていき、何をする意欲もなくなってしまう婚活疲れや婚活疲労が発症します。

結果が出ないという事で「自分はダメなのではないか?」と自己否定が強くなる点と、日常生活に影響が出たり大きく生活環境やリズムが変わる事による身体的なストレスや疲労などが、婚活疲れに繋がっていると考えられます。

過剰なダイエットが身体を壊す要因になっているのと同じように、自分磨きも過度にするのではなく自分に合った形で行うのが良いでしょう。

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