合コン
ごうこんgo-kon
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1970年代ごろから広く使われ始めた言葉で「合同コンパ」を略して合コンと呼びます。現在の合コンは、「男女合同のコンパ」の意味合いが強く、男女それどれに人を集めてグループを作り、男女同数で行う出会い目的の飲み会であると認識されることが多いです。
合コンとは何か?
1970年代ごろから使われ始めた言葉で、「合同コンパ」を略して合コンと呼びます。
コンパ自体は、仲間との親睦を深める目的で行われる飲み会や親睦会を指す言葉として生まれ、二つ以上のグループが合同でするコンパを指すのが本来の合コンの意味でした。
現在では男性と女性がそれぞれにメンバーを双方で集め、男女同数で行われる出会い目的のものというイメージが強くなっています。
合コンが世に広がった理由
1970年代ごろになると女性の進学率が高くなり、大学内で男女合同のコンパが行われはじめます。
この男女の合同コンパが略されて合コンとなり、その後一般的に定着し始めたと考えられます。
コンパという言葉も、元々は明治時代の学生が仲間との親睦を深める交流会を「コンパニー」と呼んで使い始めた言葉であり、ずっと大学生の間で使われていた言葉でした。
日本が豊かになり進学率の上昇するに伴って、コンパや合コンといった言葉も世の中に浸透していったのではないかと考えられます。
婚活と合コンについて
婚活ブームの折に、注目をされていたサービスというのは、結婚相談所やお見合いパーティ以外に、合コンセッティングサービスがありました。
合コンセッティングサービスでは、本業の合コンのセッティング以外に、お料理コンなどの趣味コンイベントを多く開催し、メディアで広く注目されました。
今日、様々な所で行われている「〇〇コン」系のイベントというのは、「〇〇+婚活」という意味を持つものもありますが、「〇〇+合コン」や「〇〇+コンパ」という意味でとらえられているのは、合コンセッティングサービスがそういったイベントを積極的に行っていたという事にあります。
『合コン』を見た人が興味をもった用語
- 恋愛パワースポット恋愛成就や結婚に効果があるとされる神聖な場所を恋愛パワースポットと呼びます。カップルや夫婦の恋愛や悲恋、惜別の場としてのいわれが、今日に伝わっている神社・仏閣や旧跡が多く、その場所を訪問することで恋愛が成就すると考えられています。
- 相席居酒屋見知らぬ異性と相席をして、お酒を飲みながら交流する事が出来るスタイルの居酒屋。「相席屋」が有名だが、同様の形態については居酒屋のみならず様々な料理店で利用されている。婚活バーなどに比べて利用者がライトな為、真剣な婚活には向いていない。
- 寺社コン2009年に始まったお寺や神社が好きな独身男女を集めた婚活イベント。婚活パーティの様に自己紹介やPRタイムなどはなく、落ち着いた雰囲気で拝観や写経などに参加でき、自然な形で出会いが見つかるのが特徴。御朱印ブームで参加者が増えているイベントである。
- コンパの日コン(5)パ(8)の当て字として、5月8日を「コンパの日」として呼んでいます。以前からプロモーションなどで使用されていましたが、日本合コン協会が設立日である5月8日を「コンパの日」として強く打ち出した事で知名度が一気に高まったと考えられます。
- コンパ明治時代にお金を持ち寄って飲食物を購入して行う親睦会を指した「コンパニー」という言葉が「コンパ」という言葉に変化したと考えられる。親睦会という意味は新歓コンパなどに残っているが、現在は男女のグループが集まり出会いを探す飲み会という意味合いが強い。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。