ペッコン
ぺっこんpekkon
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ペッコンとは?
ペッコンとは、「ペット合コン」や「ペット婚活」を略した言葉で、ペットを飼っている独身男女が自分の飼っているペットを連れて、ペットショップや、ペットOKのカフェ、ドッグカフェ、ドッグランなどで交流を図るイベントです。
主に飼い主同士の交流を図ることが目的となっていますが、イベントによってはペットを連れていなくても動物が好きであれば参加をすることができるものもあります。
ペッコンという言葉は一部のキュレーションサイトなどで使われてはいますが、あまり一般的ではなく、「ペット婚活」「ペット合コン」といった意味や、イベントの個別名称である「ねこんかつ」などの方がよく知られています。
なお、本来の意味としては「ペット同伴合コン」が正しいと思われますが、時代を経るにつれて意味が変化してきているようです。
意味が変化した理由としては、「ペッコン」を開催していたEvent Planning S.K.Y.が2010年6月以降にイベントを停止した事で、「ペッコン」の内容が正確に伝わる事が無くなった点と、様々なメディアが「ペッコン」とは「ペット婚活」「ペット合コン」であるというような書き方で紹介をした事が影響していると考えられます。
ペッコンの由来
2009年にEvent Planning S.K.Y.が「ペット同伴合コン」として「ペッコン」というイベントを始めた事がきっかけではないかと推測されます。
2009年9月23日号の女性誌「SPRiNG」(宝島社)でペット同伴OKランチ合コンという形で紹介をされた事で知名度は高まりましたが、「ペッコン」という言葉自体は2009年、2010年時点でも「ペット婚活」などという紹介をしているメディアも多くあるために、本来の意味で広がった訳ではないようです。
また、Event Planning S.K.Y.が2010年6月以降、オフィシャルの場で「ペッコン」の開催情報を出しておらず(2017年3月現在では該当のホームページも存在していません)、イベント自体が知られる機会が無くなった事で、「ペット合コン」や「ペット婚活」の意味の方が知られるようになったということが推測されます。
『ペッコン』を見た人が興味をもった用語
- サクラ「偽客」という当て字で書かれるように、悪質な婚活サービスの提供者がサービスの売上やイメージの向上を目的として雇用、もしくは演出した偽の利用者の事。お見合いパーティでは数合わせに、ネットサービスでは数合わせや売上向上の目的で利用される事がある。
- 「婚活」時代2008年3月に刊行された社会学者の山田昌弘とジャーナリストの白河桃子の共著。婚活ブームのきっかけとなった。就職時のようなきちんとした活動をしなければ、結婚できない時代になっている事を指摘し、結婚したいができない人には支援が必要だと提言している。
- metune株式会社enish (エニッシュ)がリリースした恋活・婚活マッチングアプリ。占い師のイヴルルド遙華を監修に置き、一般的な恋愛・結婚のマッチングサービスに占いの要素を導入して、相性や相手の性格を明確化するなど、他との差別化を図っているのが特徴。
- 婚活疲れ婚活疲れは婚活ブームの中で生まれた言葉です。婚活をしているが中で、行動に結果が伴わない状態が続くことで、婚活自体が苦痛となってくる様子を示します。メディアが次々と提案する婚活像を追う事で、キャパオーバーになることも一つの要因として考えられています。
- 自衛隊コン日常的に出会いのない現役自衛官や防衛大生との出会いをマッチングする合コンやパーティなどの事を指す言葉です。略してJ婚と呼ばれる事もああります。公務員である安定性と身体を鍛えており頼り甲斐のある男性自衛官に興味を持つ女性は多いと言われています。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。