婚活難民
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社会的な地位や信頼もあり恋愛経験もそこそこにあるが、婚活を行っても様々な理由から結婚できていない男女の事を婚活難民と呼びます。2013年2月16日に光文社より出版された、にらさわあきこ氏の著書、「婚活難民」がきっかけとなり広がったと考えられます。
婚活難民とは?
恋愛経験や社会的な地位や信頼を持っているのに、きちんとした婚活を通じても結婚まで至っていない男女の事を指す言葉である。
2013年2月16日に光文社より出版された、「婚活難民」(にらさわ あきこ著)という本が婚活難民という言葉を世に広めるきっかけとなったのではないかと想定できます。
前述の「婚活難民」という本では、社会的な信頼や恋愛経験が豊富な女性をインタビューをまとめた本であるが、婚活難民になる理由というのは人がそれぞれ異なった人生を歩んでいるのと同様に、様々であると言えるでしょう。
婚活難民になる理由
婚活難民になる理由は様々あるため、ここでは婚活を行っている中で失敗しやすい事例等を元に、理由として考えられるものを紹介をしていきます。
- 理想が高すぎる
よく言われる話だが、年収600万円以上の結婚適齢期の男性というは数%しか存在していない。そこばかりをターゲットにすると結婚にはなかなか成立しにくい。 - 妥協が出来ない
相手の条件面で何か一つでも合わない所があると、結婚相手として見れなくなる等、相手にとって厳しすぎる事が要因となります。 - 希望を持ちすぎる
良い条件の相手と出会った場合に、もっと良い人が居るのではと考えてしまうことで、目の前にある出会いを無駄にしてしまう事があります。 - 自分は特別だと考える
結婚しやすい年齢等の客観的にデータに対して、自分だけは大丈夫、特別だと信じて行動することでかえって結婚から遠ざかる可能性があります。 - 結婚をする明確な理由がない
なんのために結婚をするのか?という明確な理由がなく、何を基準に相手を選べば良いのかというのが定まっていない事で、決定打がなくずるずる婚活を続けることになる。 - 焦りがない
男性よりも仕事や女性同士の付き合いを重視してしまい、目の前のチャンスを逃してしまう。 - 出会いが多すぎる
出会いが増える事は良いが、次から次へと出会う事で安心をしてしまい、時間ばかりが過ぎていく事も考えられます。 - 男性を競争相手として意識しすぎる
キャリア志向の女性に多いのが、競争相手として男性をとらえることで、相手よりも優位に立とうとしたり欠点を探してしまう為、男性からも敬遠されやすくなる。 - 理想の相手が曖昧
単に優しい人というような曖昧な理想では、逆に決めてがなくて相手を選べなくなる要因となり得る。 - 固定概念が強い
男性はこうあるべき、女性はこうあるべきという意識や思い込みが強いと、女性は特に待ちの姿勢にはいってしまい、積極性が必要な今日では結婚出来ない要因となりえます。 - 自分磨きに投資しすぎる
仕事に追われがちな男性に比べて、就業が早い事務職の女性などは就業時間後に様々な自分磨きを行えますが、それが逆に男性にプレッシャーとなり男性を遠ざける要因になることもあります。 - 相手を切る事に抵抗がある
インターネットの婚活サービスにおいて、たくさんのアプローチがあった場合に、外見や印象のみで相手を切ってしまう事に心理的な抵抗を感じてしまい、婚活が続かないという事例もあります。
『婚活難民』を見た人が興味をもった用語
- 寺社コン2009年に始まったお寺や神社が好きな独身男女を集めた婚活イベント。婚活パーティの様に自己紹介やPRタイムなどはなく、落ち着いた雰囲気で拝観や写経などに参加でき、自然な形で出会いが見つかるのが特徴。御朱印ブームで参加者が増えているイベントである。
- feliz株式会社Moving Media Worksが提供する婚活・恋活向けのマッチングサービス。Facebookの認証機能を利用することで年齢詐称や既婚者の利用を防ぎ、細かな監視体制を敷くことで、より確実な出会いが見つかるサービスとして評価されている。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- 釣りコン釣りを行いながら交流を行う趣味コンの一種。釣り堀などで行われ、道具も全て準備されるので初心者でも気軽に参加できる。また、釣りだけでは無くBBQや食事会なども同時に行われる。釣り婚活と呼ばれる事もあるが、イベント名としては釣りコンが圧倒的に多い。
- 恋活恋をする、恋人を探す活動という意味の恋愛活動を、婚活や就活のように短縮して恋活と呼ぶ。一般的な呼び方は「こいかつ」だが、恋愛活動の短縮形なので「れんかつ」と呼ぶこともある。日常生活に出会いがない男女が、異性との交友関係を拡大する為に始める事が多い。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。