婚活アプリ
こんかつあぷりkonkatsu-apuri
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婚活アプリとは?
言葉の意味としては婚活に使う事が出来るスマートフォンアプリ(androidとiphone)全般を指すものですが、実際に婚活アプリという表現で使われる事が多いのはマッチングサービスのアプリです。
これは、ネットサービスが主体のマッチングサービスがいち早くスマートフォンに対応したと点が大きく、pairsやfelizといった婚活色の強いマッチングサービスの知名度がアプリ上で高まったという事が大きいでしょう。
婚活アプリの特徴
アプリになることで操作性が向上したり、表現の方法がリッチになったりと、見た目や使い勝手の部分で変更はあります。
一方で、基本的なサービス内容については、アプリになったからといって大きく違いはありません。
表現方法の違いという事で大きいのがネイティブアプリ化です。
ネイティブアプリにすることで、表示の速度が大幅に向上し、スワイプの動作で次々と情報を閲覧することが可能になります。
アプリにデザインの情報を持たせて、会員データなどを通信する形となるので、読み込むまで表示がされないWEBよりも体感速度が速く感じられます。
また、上下左右のスワイプでアクションをさせるなど、直感的な操作ができる事もアプリの特徴だと言えるでしょう。
海外のTinderをベースにしたサービスなどは、気に入った相手を右に動かしアプローチをし、気に入らなかった相手は左に動かして非表示にするといった動きを加えて、気軽に使える形にしているアプリもあります。
婚活アプリのキャリアごとの差
iphoneとandroidの間では仕様が違う為に表示方法などの仕様の差はありますが、基本的には大きな違いはありません。
ですが、アプリに対してのスタンスが若干違う為に差が出ている部分もあります。
例えば、iphoneとandroidでは決済の種類の差があります。
iphoneはApple Store以外の決済方法を認めていません。また、アプリで購入したものはアプリ内でしか使えないという規定がありますので、Apple Storeの指定する支払い方法以外は使えないですし、月額会員の資格もアプリの中でしか効果がありませんので注意が必要です。
逆に、android側には決済自体には規定がありませんので、pairsやfelizのようにクレジットカードの決済も利用できるものがあります。
また変更した点がすぐに反映されるandroidと、審査に数日かかるApple Storeのようにアプリの反映にもタイムラグがあります。
それによってandroidで見た場合とiphoneで見た場合にはアプリの見え方が全然違う場合もあります。
婚活アプリのデメリット
同じサービスでもアプリとクレジット支払いでは、料金に違いがあるというのを見かけた事はないでしょうか?
基本的に、アプリの方が高くてクレジットカードの支払いが安い傾向にあると思いますが、これはアプリストアの利用手数料によるものです。
一般には知られていない事ですがアプリで決済をすると30%の決済手数料を取られます。クレジットカードが数%という事を考えれば、驚くほど高い金額ですし、販売した物の3割取られるというのは相当な事です。
WEBとアプリで同じサービスを提供する場合に、普通に考えれば決済手数料として取られる30%分を、元々の価格に上乗せすると思います。
これが婚活アプリの価格の違いの理由です。
アプリを使う事で利便性が上がるなどのメリットもたくさんありますが、割高になるのはアプリストアを経由する以上は仕方ないことでしょう。
また、この手数料が原因となってなかなか新規参入が難しいという点も問題といえるかもしれません。
婚活アプリの注意点
基本的に婚活系のサービスは月額制となっています。
月額なのはアプリもWEBも変わらない部分ですが、支払い方法の違いによる利用上の注意点があります。
婚活アプリの支払いは、基本的には外部のアプリストアへの支払いとなります。
自動的に翌月になるとアプリストアより有料会員の費用が引き落とされるのが注意点の一つです。
外部のアプリストア決済になることで、婚活アプリでサービスを退会しても支払いは停止にならないです。必ずサービスの退会と同時に有料会員の解除が必要です。
この注意点に関してはアプリ内にも明記されているのですが、読み飛ばす人も多いと思います。
サービス運用側は意図をしてこういう面倒な形にしている訳ではないことを理解した上で、きちんと有料会員の解約処理をするようにしましょう。
『婚活アプリ』を見た人が興味をもった用語
- 意見交換会秋篠宮家の長女、眞子様と小室圭さんの婚約のニュースが流れた際に、国際基督教大学(ICU)の意見交換会で出会い、懇親会が学外で行われたことから、ネット上で合コンではないかという話題となった。なお、意見交換会に合コンという事実はなく関係者に否定された。
- 「婚活」時代2008年3月に刊行された社会学者の山田昌弘とジャーナリストの白河桃子の共著。婚活ブームのきっかけとなった。就職時のようなきちんとした活動をしなければ、結婚できない時代になっている事を指摘し、結婚したいができない人には支援が必要だと提言している。
- サルコン「フットサルコン」や「フットサル合コン」を短縮して「サルコン」と呼びます。サッカーやフットサルに興味がある男女が集まり、実際にフットサルの練習・試合を通じて交流を深める事が目的です。基本的な形は、フットサルとフリートークタイムの二部形式です。
- シングルスバーf2009年8月に名古屋初の婚活支援バーとしてオープン。高級感のある店舗で提供される良質なサービスが特徴で、東海圏の知名度は非常に高かった。翌年には大阪の心斎橋にも出店。なお、大阪店は2015年10月に、名古屋店は2016年3月に閉店している。
- 婚活ブーム2008年3月に刊行された書籍『「婚活」時代』が発端となり発生したブーム。男女の出会いの場や、自分磨きの為のサービスが生まれ利用者が急増しました。一方で、高年収男性との結婚を意識させ女性に消費させるビジネス面での仕掛けの存在を指摘する声もあります。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。