趣味コン
しゅみこんsyumi-kon
イメージ画像
婚活イベントやパーティなどとは異なり、共通の趣味をベースにした出会いのイベントを総称して趣味コンと呼びます。2008年頃に生まれたお料理教室コンやゴルフ合コンをきっかけに世に広がり、様々な趣味と連動した男女の出会いのイベントが開催されています。
趣味コンとは何か?
特定の趣味や興味をもつ男女のみを集めた婚活イベント。
旧来のパーティ型のイベントだけでなく、訪問型や体験型など幅広いイベントが開催されているのが特徴です。共通の話題や趣味から話が進むので、会話が弾みやすい点もありイベント数も利用者も増えている。
一緒に料理を作りながら交流をするお料理コンや、シミュレーションゴルフがあるバーで一緒にゴルフを楽しみながら行うゴルコンが2009年頃から知られるようになり、一気に様々な種類の趣味コンが増えていきました。
最近では、お寺や神社への参拝や写経等の体験をする寺社コンや、ヨガを一緒に楽しみながら過ごすヨガコンなどが人気があります。また、一緒に釣りを楽しむ釣りコンなども高いカップル成立の実績があるようです。
趣味コンに参加するメリット
共通の趣味や興味、作業があると話が自然に生まれやすく、気軽に参加しやすいというのが一番のメリットでしょう。
不特定多数の婚活・恋活のイベントでは、なかなか共通点が見つからないまま会話が弾まない事があったり、いわゆるオタク趣味に分類されるものを持っている場合、それを見知らぬ相手に明かす事も難しい事があります。
そもそもが同じ趣味の人しかいない場という事で安心できますし、自分の趣味と近い人との会話というのはすごく楽しいものです。そういった理由から、緊張ばかりの婚活パーティで時間を費やすよりも、趣味コンを選ぶというのも分からない話ではありません。
また、体験型や訪問型のイベントについては、共同作業や移動、見学などでまとまった時間があるために、パーティなどに参加するよりも長時間会話が出来たり、男女で一緒に行動ができる時間が増えますし、新たな見識や経験を積むことができるメリットもある為に、すぐに定員に達するほど参加者が多いようです。
『趣味コン』を見た人が興味をもった用語
- サルコン「フットサルコン」や「フットサル合コン」を短縮して「サルコン」と呼びます。サッカーやフットサルに興味がある男女が集まり、実際にフットサルの練習・試合を通じて交流を深める事が目的です。基本的な形は、フットサルとフリートークタイムの二部形式です。
- コンパ明治時代にお金を持ち寄って飲食物を購入して行う親睦会を指した「コンパニー」という言葉が「コンパ」という言葉に変化したと考えられる。親睦会という意味は新歓コンパなどに残っているが、現在は男女のグループが集まり出会いを探す飲み会という意味合いが強い。
- オタク婚活職場やお見合いパーティではいわゆるオタクに該当するような趣味をオープンにすることは難しい為、趣味を元に恋活・婚活をするようなイベントが増えています。オタク婚活向けに主にアニメや漫画、ゲームなどの趣味を持つ男女向けのイベントが多く開催されています。
- ワールドカップ婚活サッカーのワールドカップを一緒に応援しながら婚活をするという趣味コンの一種。大型スクリーンのあるイベントスペース等を貸し切って開催される。ワールドカップの応援とサッカー好きという二つの要素でコミュニケーションが活発になりやすいのが特徴。
- 婚活サービス結婚を目的に活動する男女を支援するのが婚活サービスです。お見合いパーティやイベント、シングルスバー、マッチングサービス等の出会いのサービスが主となりますが、特に規定がないため美容・ファッション等の業種も「婚活」という名前でサービスを提供しています。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。