相席居酒屋
あいせきいざかやaiseki-izakaya
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相席居酒屋とは?
見知らぬ異性と相席をして、交流をしながら飲食するスタイルの居酒屋の事を指す。
こういった相席スタイルのお店は、居酒屋のみならず様々なジャンルの料理に広がっているため、相席サービスと呼ぶの妥当であると考えられます。
また、普段は一般の飲食店として営業しているお店に相席をセッティングしてくれる相席ナビのようなサービスも存在しています。
知名度から、相席居酒屋というと株式会社セクションエイトが運営する「相席屋」を指す事が多いが、それ以外にも様々な店舗が各地域に存在しています。
また、「相席屋」が第一店舗目を出す2014年以前にも合コン居酒屋などは存在していたため、相席サービス自体はそれほど新しいものでは無いと言えるでしょう。
相席居酒屋のシステム
良くあるシステムとしては、男性は30分単位の固定金額で食べ飲み放題、女性は基本無料で利用できます。相席が成立していない時のオーダーに関しては単品の金額がかかるようです。
料理はビュッフェ形式になっている所と、オーダーバイキングになっている所の二種類があります。また、一部の料理について別料金になっているお店もあります。
また、お見合いよりも合コンに近いスタイルの為、一人での参加はできず、必ず二人以上でないと入店できないなどの特徴があります。
相席居酒屋に来る男性の問題
相席居酒屋は敷居が低く気軽に利用できる反面、利用目的が必ずしも婚活や恋活とは限らないという点で、真面目な出会いに向いているとは言いにくいでしょう。
もちろん、相席屋などの様にマッチングした実績を掲げている店舗もありますので、まったく出会いが得られない訳ではないですが、反面でヤリモクや既婚者の利用などが挙げられており、気軽にできる分そういった所のチェックが、婚活バーなどに比べて弱いと言えるでしょう。
相席居酒屋に来る女性の問題
女性が無料で飲食できるという事もあり、出会いや交流を求めて参加していない人も存在しているようです。
類似の事例は一部の婚活バーなどで発生はしていましたが、婚活バーには女性にもエントランスチャージがあったり、会員制ということで会員資格の停止をするといった措置を取ることができ自浄作用があります。
一方で利用が容易な相席居酒屋に関してはそういった事が出来ない為、真面目に婚活で利用する男性にとっては若干が使いにくさがあるかもしれません。
相席居酒屋と婚活
婚活支援や恋人探しというキャッチがつけられているお店も多いですが、婚活バーほどは厳密に利用者の顧客管理がされている訳ではありません。
そのため、既婚者が参加していたり、必ずしも出会いや交流を求めていない利用者が参加していたりするなど、本気であればあるほど効率の良い婚活の場とは言えないでしょう。
相席居酒屋を利用するスタンスは、友達や趣味友探しからが良いと考えられます。真剣に婚活をしようという場合には他の婚活サービスの方が向いているでしょう。
相席居酒屋はあくまで飲食店
相席居酒屋で相手の女性が全く男性からの会話に反応しないなどという事例があるそうですが、相席居酒屋はあくまでも飲食店として男女のセッティングまでをサービスとして提供しています。そのため、利用者同士のコミュニケーションの量・質が悪いことに関しては、お店側には一切の落ち度はないという風に考えられています。
気楽に使える婚活サービスの様にとらえがちられですが、本気で婚活をしている人が利用するには目的が多様すぎる為、かえって効率が悪い可能性が高いと考えられます。
『相席居酒屋』を見た人が興味をもった用語
- 自分磨きより魅力的な自分となるために行う自己投資の事。主に女性が行い利用する言葉で、自分磨きにはメイク・ダイエットなどの外見の改善から、資格の取得や趣味など幅広い。一見すると自分磨きは良いことの様に見えるが、男性から見るとマイナスになる場合があるので注意。
- ペッコンペットを飼っている独身男女がペットを連れて交流を行う婚活イベントです。元々「ペット同伴合コン」を行うイベントの名称として使われていた言葉ですが、段々と様々なメディアで使用されていた「ペット婚活」「ペット合コン」という意味に変わっていきました。
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- 婚活疲れ婚活疲れは婚活ブームの中で生まれた言葉です。婚活をしているが中で、行動に結果が伴わない状態が続くことで、婚活自体が苦痛となってくる様子を示します。メディアが次々と提案する婚活像を追う事で、キャパオーバーになることも一つの要因として考えられています。
- シングルスバーf2009年8月に名古屋初の婚活支援バーとしてオープン。高級感のある店舗で提供される良質なサービスが特徴で、東海圏の知名度は非常に高かった。翌年には大阪の心斎橋にも出店。なお、大阪店は2015年10月に、名古屋店は2016年3月に閉店している。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。