オタク婚活
おたくこんかつotaku-konkatsu
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オタク婚活とは何か?
婚活パーティの一種で、特定の趣味に興味をもつ男女を集めて行われるイベント。
一般的にオタクと言われるアニメ、声優、ゲーム、漫画、ボーイズラブ、ディズニーなどを趣味にしている男女を主に対象としている。
趣味に関連するイベントなどがある訳ではなく、通常の婚活パーティと同じ形式で開催をしていることが多い。
ゲーム、アニメなどのメジャーな物だけではなく、鉄道ファンの為の婚活イベント「鉄コン」であったりサバイバルゲーム好きが集まる「サバゲーコン」などもある。
結婚や交際を考えている場合に、共通の趣味ではなくとも理解がある相手の方が付き合い易い点。
また、一般の婚活パーティでは相手の反応が怖くて自分の趣味をオープンにできないなどの制限があるため、気楽にしゃべれる場としてオタク婚活は好評であると言えるでしょう。
通常の婚活パーティと異なる点があるとすれば、プロフィールカードに好きな作品などの情報を事前に情報として登録しておけるので、共通の趣味を元に会話が弾みやすい所です。
なお「オタク婚活」以外に、「オタ婚」「オタ婚活」などと呼ばれることがあります。
オタク婚活の特徴
いわゆるガチのオタクという人ばかりが集まるようなイメージを持たれがちですが、実際に参加している人は普通の婚活パーティと変わらない感じの方が多いです。
会社や婚活の場などでなかなか自分の趣味をオープンにすることができないから、オタク婚活の場に参加するといった方もいるのが特徴です。
その為、オタク婚活という形になっていますが、基本的には普通の婚活パーティと同じような格好をするのが望ましいですし、参加者の多くが清潔感のある少しオシャレな格好をしています。
基本的なスタイルは回転寿司とも呼ばれる、3~5分で参加者が順次入れ替わる形式で、最後にカップルの発表して終わるのは、婚活パーティと変わりがありません。
参加者の特徴として、いわゆるオタクが多いと言われ、内勤の為出会いが少ないIT系の技術職の男性などが多いと言われています。
『オタク婚活』を見た人が興味をもった用語
- コンパ明治時代にお金を持ち寄って飲食物を購入して行う親睦会を指した「コンパニー」という言葉が「コンパ」という言葉に変化したと考えられる。親睦会という意味は新歓コンパなどに残っているが、現在は男女のグループが集まり出会いを探す飲み会という意味合いが強い。
- 婚活女性の社会進出、晩婚化、核家族化などの社会状況の変化が自由恋愛を促進し、結婚をする為には就職活動(就活)のように積極的な「結婚活動」が必要になった事から生まれた言葉。社会学者、山田昌弘が提唱した造語。同氏の著書『「婚活」時代』が流行の発端となった。
- 相席居酒屋見知らぬ異性と相席をして、お酒を飲みながら交流する事が出来るスタイルの居酒屋。「相席屋」が有名だが、同様の形態については居酒屋のみならず様々な料理店で利用されている。婚活バーなどに比べて利用者がライトな為、真剣な婚活には向いていない。
- 恋活アプリ一緒に遊んだりお酒を飲めるような気軽な異性を探す目的で使われる出会いアプリを指す事が多いが、恋活アプリとして広く認識されるようなシステムやサービスは存在しない。そのため、婚活よりも敷居が低く気軽に使えることをイメージさせる目的で使われる事が多い。
- 回転寿司婚活の場で回転寿司と呼ばれているスタイルは、パーティ等で着席をした女性の周りを男性が数分間ごとに移動するといものである。様々な異性と会話をすることができるというメリットもあるが、会話が続かない場合などは逆に苦痛になることも想定できる。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。