ねこんかつ
ねこんかつnekonkatsu

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ねこんかつとは?
「ねこ+こんかつ=ねこんかつ」という事で、猫カフェで猫好きを集めた婚活イベント。既存のお見合いパーティに変化を与える為に生まれた、趣味コンや変わり種婚活イベントの一種です。
お見合いパーティを運営している会社が猫カフェを貸し切って行っている場合と、猫カフェがイベントの一種としてねこんかつを開催している場合の二つに分かれます。
イベントの場所や性質上、男性よりも女性が集まりやすいイベントだと言われています。
ねこんかつの流れ
基本的なスタイルとしては、男女ペアになって写真を撮り、撮った写真を見ながらの会話を行ったり、猫と戯れながら自由に会話を楽しむという形がほとんどです。
前半に猫の撮影を一緒に行い、後半にトークタイムも一応存在はしますが、フリータイムに連絡先交換などは普通にできるので、そういった意味でも気楽な婚活イベントだと言えるでしょう。
ねこんかつの良い点
ねこんかつなどの趣味系のイベントは、何かに集中することで素の自分を出しやすいというメリットがあり、それによって相手の人間性が良く見えると言われます。
男女共に視点がまずは猫からになるので、婚活パーティにありがちな自己紹介からといった堅苦しさはなく、お互いの猫愛を語り合う事からスタートする為に、自然と会話が弾む形になります。
最近主流になっている趣味コンの特徴、共通の趣味や話題によってコミュニケーションがスムーズになる効果が良く出ているイベントだと言えるでしょう。
ねこんかつの注意点
猫カフェごとに決められたルールなどがあるので、そこはしっかりと守らないといけません。入店時のきちんとした手洗いはもちろんのこと、靴下の着用を義務づけているお店もあります。
また、強すぎる匂いは猫が嫌いますので香水の使用などは控えないといけないですし、オシャレな服も猫の毛がかなり付きますので気を付けないといけないです。
自慢の一張羅が猫のおもちゃにされてボロボロに…なんてこともありえますので、格好には特に注意が必要です。
ねこんかつにはカジュアルで動きやすい格好が向いているでしょう。
また、靴は脱ぐことになりスリッパも無いところもあるので、義務付けられていなくても靴下はあった方が良いでしょう。
また、猫が好きすぎて婚活イベントであることを忘れてしまったり、逆に婚活を意識しすぎて場に溶け込めなかったりする場合があります。
ねこんかつは自然体で楽しむことが一番大事です。猫と戯れることを第一にしつつも、婚活の場でもあることを忘れないバランス感覚が必要となるでしょう。
ねこんかつの始まり
東京の恵比寿にある猫カフェ「Nyafe Melange(にゃふぇ・めらんじぇ)」で2010年2月22日(ねこの日)に実施されたねこんかつが始まりのようです。
第一回のねこんかつの様子をライブドアのメディアである独女通信が取り上げ、その後ライブドアニュースなどの様々なメディアで新しい婚活の形としてねこんかつが広がっていきました。
なお、「ねこんかつ」という言葉は「Nyafe Melange(にゃふぇ・めらんじぇ)」を運営しているフォーチュンスープ株式会社によって、2016年2月22日に商標出願をされましたが、2017年2月時点では商標登録は確認できていません。
『ねこんかつ』を見た人が興味をもった用語
- シニア婚活50代以上の男女を中心とした婚活の事をシニア婚活と呼びます。晩婚化や熟年離婚の増加した現在、余生を充実させたいという男女が増え、それがシニア婚活に繋がっていると考えられます。特に再婚の場合は相続や子供、介護等、解決すべき問題も多く注意が必要です。
- 婚活難民社会的な地位や信頼もあり恋愛経験もそこそこにあるが、婚活を行っても様々な理由から結婚できていない男女の事を婚活難民と呼びます。2013年2月16日に光文社より出版された、にらさわあきこ氏の著書、「婚活難民」がきっかけとなり広がったと考えられます。
- 自衛隊コン日常的に出会いのない現役自衛官や防衛大生との出会いをマッチングする合コンやパーティなどの事を指す言葉です。略してJ婚と呼ばれる事もああります。公務員である安定性と身体を鍛えており頼り甲斐のある男性自衛官に興味を持つ女性は多いと言われています。
- 相席居酒屋見知らぬ異性と相席をして、お酒を飲みながら交流する事が出来るスタイルの居酒屋。「相席屋」が有名だが、同様の形態については居酒屋のみならず様々な料理店で利用されている。婚活バーなどに比べて利用者がライトな為、真剣な婚活には向いていない。
- 合コンセッティングサービス登録者の中から相手を探して申し込み、合コンを開催出来るサービス。日程調整からお店探し、予約までの面倒な作業を代行することで手数料を得ている。婚活ブームの際に注目されたサービスで、様々な趣味コンを積極的に開催するなど婚活サービスに様々な影響を与えた。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
- マッチングアプリマッチングアプリとして一般的なものは婚活系のマッチングサービスが提供するアプリです。最近では出会い系サイトもマッチングサービスの名を語っていますが、「厳密な審査」「月額料金制」「マッチングシステム」に大きな違いがあるので利用の際に注意が必要です。
- 結婚活動きちんとした活動をしなければ結婚が難しい状況に変わってきており、結婚する為には出会いの場への参加や自己研鑽等の活動が必要だという提言が元になった言葉です。なお、就職活動を短縮した「就活」という言葉を模して、結婚活動は「婚活」と呼ばれています。
- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。