悪魔の婚活辞典

見合い写真
みあいしゃしんmiai-syashin


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凄腕の写真家によってデジタル加工よりも素晴らしいエフェクトがかけられる昔ながらのアナログな写真。デジタル化によって時空がゆがむほどの加工をしてくれるところも増えた。一般的には成人式の写真を使うが、アラサー以上になると恥を忍んで撮影に行く必要がある。
Attention
この記事はジョークと皮肉と悪意によって書かれた『悪魔の婚活辞典』です。
ここに書かれている内容を参考にした場合、結婚ができないどころか、犯罪者や精神異常者と思われて社会的に抹殺されるかもしれません。
婚活についてきちんと理解を深めたい方は通常の『婚活辞典』でお調べください。

見合い写真とは

お盆、もしくは年末に実家に帰り、ジャージに着替えてさてダラダラしようかという時に出てくる、親からのありがためいわくな異性の写真。
その写真に写っているのは、大概が人は良さそうだが結婚できなさそうな人であったり、まったく好みではない人が写っている事が多く、逆切れして断るのが作法とされている、

なお、この際に対応を誤ると、好きでもない男にお願いをして偽彼氏を演じてもらう事もあり、紆余曲折の後付き合う事になるとも言われている。そういった意味では、婚活に効果があると言われるが、そのシチュエーションに持っていくのが至難の業であるという説もある。

見合い写真の特徴

ある程度の脚色は可能だがプリクラや画像加工アプリに比べると画像加工のレベルが低い特徴がある昔ながらの画像加工サービスである。

凄腕の写真家は、陰影や立ち方、姿勢、ライティング、背景、化粧だけで、デジタル加工以上の効果を出すことから、昔ながらのものながら数多くの利用者がいるのが特徴。

デジタル加工に比べて不自然感もないが、逆に格式や重厚な感じと共に行き遅れ感がにじみ出るので、婚活系のマッチングサービスなどでは不人気である。

最近は、デジタル化の波が見合い写真にもおよび、時には時空がゆがんでいるのではないかと思えるほどパースが狂った見合い写真も出てきている。

見合い写真を撮るという行為は精神的に過大な抵抗があり、プライドが邪魔をしてなかなか踏み出せない事もある為、成人式の写真を流用することも慣習として多い。
ただし、アラサー・アラフォーにおいては成人式の写真を恥ずかしげもなく先方に提出する訳もいかない為、恥を捨てて見合い写真の撮影に行くことになる。

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