悪魔の婚活辞典

婚活
こんかつkon-katsu


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婚活とは、やっている人よりもやっていない人の方が簡単に結婚ができるのに、やらないとますます結婚ができないという矛盾した人生のバトルロワイアルの事。男性は仕事とルックスと財力を武器に争い、女性は若さと美貌と女子力を使って激しい争奪戦と繰り広げる。
Attention
この記事はジョークと皮肉と悪意によって書かれた『悪魔の婚活辞典』です。
ここに書かれている内容を参考にした場合、結婚ができないどころか、犯罪者や精神異常者と思われて社会的に抹殺されるかもしれません。
婚活についてきちんと理解を深めたい方は通常の『婚活辞典』でお調べください。

婚活とは何か?

婚活とは生涯の伴侶を得る為に行われる人生のバトルロワイアルの一つである。
様々な攻略法があるとされるが、一般的には男性は財力、仕事、ルックスを駆使する戦法、女子は若さと美貌と女子力をフル活用することが勝利の方程式とされている。

ただし、この攻略法の情報自体が巧妙な情報操作の末に作られた嘘ではないかという説も多く、世の中には「なぜ結婚できたのか分からない」美女と野獣カップルやイケメンとブスカップルがあふれている。
その為、間違った攻略法を信じてレベルアップを励み、アラフォーにジョブチェンジしたのに結婚できない女性が出るなど、様々な社会問題の要因となっている。

等価交換と愛情至上主義

男性が持つ要素は年齢と共に高まるものが多い傾向にありますが、女性の持つ要素は年齢と共に下がっていくものがある為、婚活を始める年齢を見極めることが勝因となるという説もあります。
お互いに与えるものが一致するからこそ結婚は成立するのだ、という等価交換の思想をベースにして展開されている思想は、現実に当てはまっている部分も多いため、大きな支持を得ているが、この説をもってしても婚活が必ず成功するとは限らない点が、全ての人に支持されない要因となっています。

また、この等価交換の法則に外れたカップルが存在していることに対して、等価交換論者からいわれない中傷が発生することがあります。
例えば男性に対しては「金で女を釣った」であったり、女性には「身体で男を落とした」であったりと陰口を叩かれたりもします。そういった等価交換論に対して生まれたのが愛情至上主義です。

目に見えない愛情を認められない等価交換論者と、全てを目に見えるものとして捉える事が理解できない愛情至上主義者の争いは、人類始まって以来から続く問題と言われ答えは出ていません。
特に近年に多いのが、「お金があっても愛がないゆえの離婚」と「愛があってもお金がなくて離婚」の両方が増えており、結果的にそういったことを何も考えない方が成功するのではないかと考える人も増えています。

婚活アウトローという存在

「婚活など必要ない」と主張する婚活アウトローの方が結婚できているという事実もあり、一部の層から強い支持を受けています。
婚活研究家によると、婚活アウトローは確かに財力、仕事、ルックスなどなど従来必要とされている要素を持っていない事が多いが、結婚できているのは理由があるとし、「彼らは婚活ではなく男女の営みに励んだ末に結婚せざるを得なくなっている」ことを指摘する。

この事実を利用して結婚をしようとする女性専用の裏技も存在しますが、その手段に手を染めた時点で周囲からの信頼を失う事を覚悟しないといけません。
「金目当て」「ふしだらな女」などという、婚活敗者からの数十年にもわたるレッテル・噂・嫉妬に耐えるだけの精神力を必要とします。
また、失敗した際のリスクも多く、状況によっては男性からの評価も失ってしまう事があるので、自暴自棄になった際に最後の手段として使われる事もあります。

婚活の心理戦はスパイ小説を超える

婚活をしている風に装って周囲に同様を与える「エア婚活」や、異性の影を全く見せずに気が付いたら結婚しているという「ステルス交際」、毎日デート気分とスリルや背徳感を味わえる「社内恋愛」など、婚活の心理戦というのは時には仲間すらも欺くというかなり巧妙な技術が必要となります。
激しい戦いが繰り広げられている婚活パーティなどの場だけではなく、日常生活のあらゆるところで婚活の心理戦は繰り広げられています。

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