異業種交流会
いぎょうしゅこうりゅうかいigyoushu-kouryukai
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ビジネスマッチングや人材スカウトの場として主に利用されるが、意識やステータスの高い男性を捕まえる場として、異業種交流会を利用するキャリア女性も少なくない。職業を聞く事をはばかられない点や、自由に会話できる事などがメリットとして挙げられる。
異業種交流会とは?
本来の異業種交流会はビジネスマッチングや人材スカウト、異業種とのコネを作っていく目的で利用されることが多い場ですが、相手の職業などが分かりやすく、フリートークなので気になる相手とずっと会話ができるという事で、婚活や出会い目的で利用する男女もいます。
大手企業や有名企業が多く集まるような場所で開催される場合には、高いステータスの男性が多いという事でそれを狙って参加している女性もいます。
仕事を探している若い士業の方も結構いますので、高スペックの出会いがある場所と認識されているようです。
異業種交流会と婚活
婚活パーティでは、会話の時間が短く職業などのデリケートな質問はなかなか行いにくいという点がありますが、異業種交流会というのは基本的にはビジネスの場なので、仕事の話や活動の話が中心になってきます。
婚活の場で一番聞きにくいことが最初から聞けるので、女性にとっては相手のステータスが判別しやすいというメリットがあります。
また、服装からも同様にステータスが読み取れますし、会話からは相手の仕事ぶりや人となりが読み取れます。
そういった意味で、コネクションを作る傍らで結婚相手を物色する場として使われる事もあります。
異業種交流会のデメリット
異業種交流会でよくあることですが、デート商法に近いことであったり、宗教やマルチ商法の勧誘などに当たる事も時々あります。
また、相手が必ずしも独身であるとは限らないですし、婚活目的で利用しているとも限りません。
参加者の本来の利用目的とはかけ離れているとせっかく良い相手だと思っても先に繋がらない事も多い為、必ずしも婚活にふさわしい場であるとは言えないでしょう。
『異業種交流会』を見た人が興味をもった用語
- 婚活サービス結婚を目的に活動する男女を支援するのが婚活サービスです。お見合いパーティやイベント、シングルスバー、マッチングサービス等の出会いのサービスが主となりますが、特に規定がないため美容・ファッション等の業種も「婚活」という名前でサービスを提供しています。
- Singles Bar GREEN欧米のSingles Barをヒントに日本で初めて誕生した婚活バー。新タイプの婚活の場として雑誌やテレビなどで取り上げられ認知度が上がり、婚活ブームの後押しにより同じスタイルのお店が日本全国に生まれた。欧米とは異なり会員制であることが特徴の一つ。
- シニア婚活50代以上の男女を中心とした婚活の事をシニア婚活と呼びます。晩婚化や熟年離婚の増加した現在、余生を充実させたいという男女が増え、それがシニア婚活に繋がっていると考えられます。特に再婚の場合は相続や子供、介護等、解決すべき問題も多く注意が必要です。
- 婚活ブーム2008年3月に刊行された書籍『「婚活」時代』が発端となり発生したブーム。男女の出会いの場や、自分磨きの為のサービスが生まれ利用者が急増しました。一方で、高年収男性との結婚を意識させ女性に消費させるビジネス面での仕掛けの存在を指摘する声もあります。
- COCOは色々な意味を持つ略語ですが、婚活の場のCOはカットアウト(Cut Out)を略した言葉として使われ、実際に会ったりメッセージ交換をしている相手に断りを入れて関係を断つ意味で使われます。類似の短縮語には自然消滅させるという意味のFOがあります。
注目度の高い婚活用語
- メシモク男性にご飯をおごらせてフェードアウトする女性の事を、飯目的という言葉を略して「メシモク」と呼ぶ。類似表記として「飯目」「めし目」「メシ目」などがあります。他にも女性が無料で利用できる相席居酒屋等でレスポンスが悪い女性を指す事もあります。
- マッチングサービス本来の意味は、様々なニーズをもつ人々や事業を最適な形で引き合わせるサービスや事業者の事を言います。婚活の場においては男女を結び付けるサービスがマッチングサービスとなりますが、主にインターネット系の一部のサービスがマッチングサービスと呼ばれています。
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- 婚活バー別名シングルスバー。海外の独身者のみが交流するバーを元に、婚活という言葉が流行しはじめた2008年頃に誕生しました。男性は有料、女性は無料もしくは低価格、完全会員制で名刺の提出や本人確認を求められ、身元のきちんとした独身の男女が集まるバーです。